Amazon Connectのコンタクトフローモジュールを使ってみた
いわさです。
先日の以下の記事で初めてConnectを触りました。
Connectなかなかおもしろいです。
当然ながらコンタクトフローなども初めて触ったのですが、その中に「モジュール」というタブがありました。
よくわからず少し調べてみると、どうやら1ヶ月ほど前に追加された新機能のようで、コンタクトフローの処理の一部分をモジュール化出来る機能のようです。
シンプルな機能ですが、比較的新しい機能のようなので紹介したいと思います。
フローモジュール
コンタクトフローページのモジュールタブから作成出来ます。
作成方法はコンタクトフローとほぼ同じです。
標準で用意されているモジュールを配置してワークフローを構築していきます。
一点違いがあるとすると、モジュールなので呼び出し元に処理を戻すための終了モジュールが用意されています。
こちらを使うと、呼び出し元のコンタクトフローに処理が戻ります。
利用側
コンタクトフローからモジュールを利用出来ますが、インバウンドタイプでのみ利用可能です。
フローのタイプについては以下でSINさんがご紹介されています。
統合カテゴリの「呼び出しモジュール」を使って先程作成したフローモジュールを呼び出すことが出来ます。
ちなみに、選択出来るモジュールはConnectインスタンス内の公開されたモジュールのみです。
着信してみると、モジュールで設定したテキスト読み上げが実行されていました。
モジュールの変更
共通モジュールを変更してみます。
ここでは読み上げテキストを変更してみました。
保存だけだと反映されないので、忘れずに公開しましょう。
外部から発信してみると、「うおおおおおお」と自動メッセージが読み上げるように変更されていました。
即反映されるのはとても良いですね。
さいごに
本日はConnectでフローモジュールを使ってみました。
重複した処理の実装を回避出来るだけでなく、モジュールの更新で利用しているコンタクトフローに一括で反映出来る点も便利ですね。
複雑なコンタクトフローが必要なシーンでは、モジュール設計をうまく行うことでシンプルになりそうです。